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きつねうどん
(2008年11月14日)
朝夕が冷え込み、今年の紅葉狩りの予定が気になる頃になりました。
美味しいお汁たっぷりのうどんが食べたくなるのもこの頃です。
うどんと言えば油揚げがきつね、天かすがたぬきと思っていたのですが、
京都ではとろみの入ったきつねうどんの事をたぬき、
大阪ではきつねがうどんでたぬきが蕎麦の事を言うそうです。
旅先でうどんが食べたくなった時、一度確認してから注文した方がよさそうですね。
水 | ・・・ | 6カップ |
昆布 | ・・・ | 15g |
上粉 | ・・・ | 10g |
うるめ節の削り節 | ・・・ | 15g |
みりん | ・・・ | 大さじ2 |
淡口醤油 | ・・・ | 大さじ3 |
自然塩 | ・・・ | 小さじ3/4 |
油揚げ | ・・・ | 1枚 |
青ねぎ | ・・・ | 3~4本 |
五島手延饂飩(太麺) | ・・・ | 200g |
粉唐辛子または山椒 |
作り方
まずは、「うどんだし」を作ります
1. |
だしとり鍋に水・さっと洗った昆布を入れ、弱火(20分位で沸騰する火加減)にかける。 |
2. |
沸騰したら昆布を取り出し、上粉・うるめ節の削り節を加え、3分程弱火で煮出す。
削り節を入れたら決してガラガラと煮立てないでください。コトコトとだし汁がほほ笑むように煮出してください。 |
3. |
バスケットを引き上げダシガラを絞る。 |
4. |
3にみりん・淡口醤油・自然塩を加え一煮立ちしたらうどんだしのできあがり。 |
では、「きつねうどん」を作りましょう
1. |
油揚げは油抜きして横二等分し、1㎝幅に切る。 |
2. |
青ねぎは1㎝幅の斜め切りにする。 |
3. |
たっぷりの熱湯でうどんをゆで、ゆで上がったら流水でよく洗い、水けを切っておく。 |
4. |
うどんをゆでている間、別鍋にうどんだし1カップを入れ、1の油揚げを入れて火にかけ2分ほど煮る。 |
5. |
うどんの準備ができたら、4にうどんだし3カップをたし、再び沸騰したら3のうどん、1の青ねぎを加え煮る、青ねぎに火が通れば出来上がり。 |
おいしい歳時記
弊店のかつお節を長らくご愛用いただいているお料理の先生、
吉田 渉子さんに、四季折々、季節の食材をつかったおいしいお料理を教えていただきます。
『おいしい歳時記』を担当させていただく吉田です。
南北に細長い日本は、郷土色も豊かで、その上おいしい水と、
四季おりおりの自然にも恵まれています。
だしさえ有ればあとは簡単。旬の食材で毎日の食卓をお楽しみ下さい。
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