山口産 田作150g
- 期間限定
商 品 名 | 日本蜜蜂のハチミツ |
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原 材 料 | はちみつ |
賞味期間 | 3年 |
保存方法 | 開封前は常温、 開封後も常温 |
静岡県の養蜂家、水野さんが焼津の高草山で育てている日本蜜蜂が、丸々1年間かけて一生懸命集めたハチミツです。
西洋蜜蜂は群れ全体で一種類の花から大量の蜜を集めるので「レンゲ蜜」や「アカシヤ蜜」などの一種類の花から取れる『単花蜜』であるのに対して、日本蜜蜂は、1年を通して四季折々に咲く、様々な種類の花の蜜を集めるので『百花蜜』と呼ばれる、さらっとした甘さの中に奥深い味わいがあるハチミツになります。
高草山に生育する、梅、桜、菜の花、栗、みかん等々、四季折々の花の蜜が織りなす独特の風味 つまり、日本古来のハチミツ(百花蜜)の味わいが楽しめます。
- 本商品は、加熱処理をしてませんので冬場は白く固まることもございます。その際は、湯煎(約60℃)をして溶かしてください。
- 一歳未満の乳児には与えないでください。
養蜂家 水野良行さん
水野さんは、2004年、養蜂家を志し40年間勤め上げた食品会社を退職しました。長野県のベテラン養蜂家(信州みつばちの会)のご指導の下、静岡県・焼津の高草山にてに、最初はたった1箱の巣箱から養蜂を始め、現在(2009年)では120の巣箱を飼育されています。
養蜂家歴はまだ短いですが、独立当初から心に秘めている情熱と食品会社での経験と知識を融合させ、皆様に安心して召し上がっていただける美味しいハチミツ作りに、日々、励んでいます。
実は、日本では古来より野生の蜜蜂(日本蜜蜂)が生息しております。日本書紀(627年)に蜜蜂の記述がありますから、遙か昔より日本蜜蜂は日本を飛び交っていたのであります。また、平安時代中期(927年)に編纂された延喜式には、ハチミツが献上品に使われていたと書かれています。つまるところ、日本蜜蜂が集めたハチミツこそが、日本古来のハチミツなのです。
ちなみに、日本蜜蜂が人間に飼われていた(養蜂の)記録は、貝原益軒により著された「大和本草」(1706年)に残っており、 江戸時代には、紀伊、尾張、土佐、筑前、豊後、丹波等々、各地で日本蜜蜂が集めたハチミツを生産していたことがわかります。
明治時代になると、養蜂も育成すべき産業として認められ、政府の施設である勧農局試験場にて養蜂の研究が始まり、その一環として、明治10年、西洋蜜蜂がアメリカより輸入され、内外の蜜蜂の比較研究が始まりました。
明治時代後期になると、西洋蜜蜂の方が効率的にハチミツを集められる事が広く知られるようになり、結果、養蜂家は西洋蜜蜂を飼育するようになり、日本蜜蜂は「幻の蜜蜂」と言われる程、希少な存在になってしまいました。なお、現在、日本で流通しているハチミツの内、国産は僅か10%、その国産ハチミツの中でも日本蜜蜂が集めたハチミツはたった1%であると言われています。つまり、日本蜜蜂のハチミツは全体の僅か0.1%しかない計算になりますので、如何に稀少なハチミツであるか、お判りいただけると思います。
日本蜜蜂と西洋蜜蜂の違いは何???
早い話が、日本古来のハチミツである日本蜜蜂のハチミツは、コクがあり、単に甘いだけではない奥深い味わいがするのです。
また、残念ながら、絶対的な生産量が少なく、そして、年に1度しか蜜を採取しないので、安定的な供給が難しい稀少なハチミツございますので、その点はご留意いただきたく存じます。
左は西洋蜜蜂のハチミツ
右は日本蜜蜂のハチミツ