鰹節が小さくなったら木槌で破砕し袋に入れて鍋でぐつぐつ…。これがなくなりました！ 手にすると少し小さく感じますが使い勝手は悪くないです。滑り止めのゴムがしっかりしており、慣れればかなり小さな鰹節まで削れます（うっかりすると補助具のお尻を鉋で削ってしまいそうになりますが） ただ安全に使えるようになってはいますが、鰹節の硬さや断面角度によっては滑って飛んでいく危険性はあります。無理な力を入れると怪我をしかねないので、そこだけは注意です。 美味しいものを無駄なく最後まで…魚、漁師さん、加工業者の方、物流の方、お店の方…美味しく食べ切るのも感謝の返し方のひとつだと思います。

お店のように鍋をひっくり返して出汁濾しするのでなければ、お玉を使って漏斗に4分割の大きさで十分。とにかく1枚が大きくてたくさん入っているので大助かりです。 細かい鰹節のかすもキャッチするので、とにかく綺麗な出汁色になります。しかも目詰まりも起こさずストレスなし。 鰹の油分や匂いが付着するため再利用はしませんが、ざっと洗って乾かし食器の油膜拭いに使用（大きな汚れを取除く→油膜を拭う→洗剤で軽く洗う）素材の特徴か、これが結構きれいになるんです。 耐熱温度が不明なので落とし蓋や油濾しには使用していません。このあたりの表記があったら嬉しいですね。

普段は鰹節と昆布で出汁をとっているのですが、やはりお蕎麦にはチョット物足りない。使っていた干しあごが手に入らなくなったので、スタンダードな宗田節を購入。 蕎麦つゆによく使われるだけあって、臭みもなく思った以上の深い味の変化に驚かされました。余ったつゆにとろみをつけてお粥にかけても、これまた美味しい。 今のところ『お蕎麦専用だし』として大事に使っています。 今年の年越し蕎麦は美味しいぞ！

開栓してまず驚いたのがその香り！ スキッとした昔懐かしい梅干が甦るよう（今回は購入を見送りましたが、きっと梅干自体も美味しいのでしょうね） まずはひとなめ。もちろん塩分は強いのですが、塩よりも梅の風味が立って後味が良いです。 水で割っても良し、長芋を漬けておかかと海苔で巻いても佳し、ドレッシングにも使える。少しだけ薄め、煮切り味醂を少々足して細切りの干し茎わかめを戻すとコリコリおつまみの出来上がり。もちろん塩の多い食品なので食べ過ぎ注意ですが、夏場のおやつにピッタリでした。 梅酢としてはお高いと思いますが、梅好きならば是非！