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汲みあげ湯葉
(2005年6月10日)
京都の料理屋さんで食べた汲み上げ湯葉のおいしさが忘れられず、
何とか家庭で、手軽に食べられないものかと思っていました。
いろいろ試し、海藻から作られたパールアガーを使ってみたところ、
出汁とよくあい、自慢の一品に仕上がりました。
最後にわさびをのせて、夏のおもてなしにいかがでしょうか?
豆乳 | ・・・ | 500cc |
パールアガー | ・・・ | 5g |
上粉でとった出汁 | ・・・ | 200cc (はりはり雪見鍋参照) |
薄口醤油 | ・・・ | 大さじ1 |
パールアガー | ・・・ | 3g |
わさび | ・・・ | 適宜 |
* | バールアガーは製菓材料を扱っているスーパー・小売店にて 手に入れる事ができます |
作り方
1. |
なるべく直径の広い鍋に豆乳を入れ中火にかける。 油のついていないテフロンのフライパンが最適です。 |
2. |
鍋の周りに細かい泡が立ち始めたら、弱火にする。 2~3分後、表面が乾いて、湯葉ができるので、これを引き上げる。 |
3. | これを5回程くりかえし、引き上げた湯葉は食べやすいように3センチに切る。 |
4. | 鍋の火を止め、残りの豆乳約300ccにパールアガー5gを加え、よく混ぜ、ボールに移し、 3の切った湯葉を加え、冷蔵庫で冷やす。 |
5. | 鍋に上粉でとった出汁200cc、薄口醤油大さじ1を入れて一煮立ちさせ、 パールアガー3gを加えて溶かし、ボールに移し、冷蔵庫に入れて冷やす。 |
6. |
4の湯葉に濃度がつき、よく冷えたら器に盛り、
6の出汁をスプーンでくずして湯葉の上にかけ、わさびを添える。
|
おいしい歳時記
弊店のかつお節を長らくご愛用いただいているお料理の先生、
吉田 渉子さんに、四季折々、季節の食材をつかったおいしいお料理を教えていただきます。
『おいしい歳時記』を担当させていただく吉田です。
南北に細長い日本は、郷土色も豊かで、その上おいしい水と、
四季おりおりの自然にも恵まれています。
だしさえ有ればあとは簡単。旬の食材で毎日の食卓をお楽しみ下さい。
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