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第二十九回 聴きだしの会

「糸がき」「細花」を聴きだす(令和4年4月)

二十九回目の「聴きだしの会」にも、多彩なご感想を寄せていただきました。
「利きだし師」のみなさま、本当にありがとうございます。

糸がき

細花

店主あいさつ

先ずは一般的な能書きをお聴きください。

糸がきの原料は鮪節の血合抜
そして、細花の原料も同じく
鮪節の血合抜であります。

両者違いは削り方のみ

糸がきは、幅が約1㎜の溝が
34本入っているカンナ刃で削ります。

だから、糸状の削り節になります。

一方、細花は、通常のヒラヒラの
削り節に加工した後、切り刻む。
だから、小さい破片の形状となる。

同じ原料を削ってますから
両者の味の違いはありません。

違いは形状の違いに起因してる
食感だけであります。

ちなみに、価格の差は
加工時の歩留まりと
手間の違いになります。

通販事業を始めるにあたり
この2者の違いをどう表現
すべきか、散々悩んだんですよ。

結果

糸がきのキャッチフレーズは

おもてなし料理にふぁっと盛りつけ、
見た目にも美しく


細花のキャッチフレーズは

手ごろな価格で、普段の料理に重宝します

として今に至ってますが・・・

自分で言うのも何ですが
イマイチ違いが伝わらないキャッチ
だと、ずっーと思ってる

できれば、より良いキャッチコピーに変えたい

と思っております。

そこで、今回の聴だしの会では

利きだし師の方々に両者の違いについて
自由奔放にレポートしていただき
その上、キャッチコピーまで考えていただきました。

 

ごめんなさい。いつもながら
前説が長くなりすぎました。

「利きだし師」の方々からのご感想を
参考にして、ご自分の お好みで
「とろける本枯節の削節」を
お使いいただけたら幸いです。

 

ではトップバッター、岩魚 さま
お願いします

第二十九回 「糸がきと細花」聴きだし師のご感想

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