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鰹節屋の昔話
第十五 話
二代目店主 中野英二郎が語る、戦前から高度成長前夜にかけての、かつお節の話、魚河岸の話、築地界隈の話、東京の話などなど、四方山話を聴いてください
寄せ物屋
さつま揚げ屋の隣は寄せ物屋、此処は板の間で、作っていて、
子供達は懇意だったのに、中へ入れてもらえませんでした。
寄せ物屋も大分前に無くなった商売ではないでしょうか。
寄せ物というのは、料理の折などに入っている羊羹の様な物です。
戦前はお祝い事などの人寄せは自分の家で行われ、
料理は近くの仕出屋か魚屋に頼んだので、料理の折の需要はかなりあった筈です。
その折の中に入れる、色文字などの型に流して作ったのが寄せ物です。
確か此処家の娘が茂助団子の長男と一緒になった筈です。
注. |
茂助団子は河岸の中にあるお団子屋さんです。 あの「団子三兄弟」のモデルになったのですよ。 |