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鰹節の保存方法と賞味期限鰹節屋のつぶやき

 

鰹節と一口に言っても色々な形態がありますので、ここでは一般的な小売店さんで販売されている広い意味での鰹節商品について個々に保存方法と賞味期限を説明します

 

削り節

いわゆる「花かつお」と呼ばれているような鰹節を削った商品です。

a.不活性化ガスを充填した気密包装の削り節
 
画像のような、ガスバア性の高い袋に削り節を入れ、窒素ガスを充填してパックした商品です。弊店の通信販売では、この形態の削り節を販売しています。小売店、スーパーでもこの形態の削り節が一般的です。

この形態の削り節の保存方法は開封前は直射日光をさけて常温保存開封後は冷蔵庫あるいは冷凍庫保存にて保存してください。

開封前の賞味期間は弊店で削り節は1年間他社様の製品ですと10ヶ月から1年が一般的です。

開封後、すぐに削り節の酸化が始まり、味と香りの劣化が始まります。酸化の進行を遅らせるために、開封後、密封して冷蔵庫あるいは冷凍庫に保存しできるだけ早くお使いください。

なお、伏高では、開封後、冷凍庫での保存をオススメしています。冷凍庫の方が開けたてが少ないし、低温が保たれるので酸化が遅いと考えております。

 

b.含気包装の削り節
 

弊店の築地の店頭のように、箱に入っている削り節を注文に応じて紙袋に詰めてお客様に販売する形態の商品です。

含気包装の削り節は、酸化に無防備なので、購入後、できるだけ早く、冷蔵庫あるいは冷凍庫に入れてください。伏高では、冷凍庫保存をオススメしています。

弊店の築地の店頭は、対面販売なので、賞味期限を表示する必要はありません。経験的には、冷凍庫保存で、遅くても一ヶ月以内には使っていただきたく考えております (時間が経てば経つほど、香りがなくなります)。

 

本節や亀節などの仕上節

ご自分の手で削る、姿のままで販売されている本節や亀節です。

a.脱酸素剤を用いたあるいは真空パックされた気密包装の本節や亀節
 
弊店の通販販売では、脱酸素剤を用い気密包装された本節や亀節を販売しています。

この形態の本節や亀節の保存方法は開封前は常温保管です。開封後はワインクーラ保管がベストですが、利用できない場合は風通しが良く、湿気が少ないところで保管してください。

晴から秋にかけて、鰹節に虫が発生する可能性が高くなるので、2週間に一度は天日干しをお願いします。なお、気温20℃、湿度50%以上が目安です。

開封後の冷蔵庫保管は極力避けたいのですが、適当な保管場所が無い場合は、鰹節が乾燥しないようラップにくるんで冷蔵庫で保管してください。

開封前の賞味期間は弊店の製品は2年間、他社様の製品ですと1年から2年が一般的です。

 

b.含気包装の本節や亀節
 

弊店の築地の店頭のように、本節や亀節を気密包装することなく、そのまま販売している形態の商品です。

含気包装は、虫に無防備なので、ワインクーラーでの保管がオススメですが、利用できない場合は風通しの良い湿気の少ない所での保管をお願いします。晴から秋にかけて 鰹節に虫が発生する可能性が高くなるので、2週間に一度は天日干しをお願いします。なお、気温20℃、湿度50%以上が目安です。

冷蔵庫保管は極力避けたいのですが、適当な保管場所が無い場合は、鰹節が乾燥しないようラップにくるんで冷蔵庫で保管してください。

弊店の築地の店頭は、対面販売なので、賞味期限を表示する必要はありません。経験的には、良好な環境で保管すれば、半年間は問題無いと思います(本節や亀節に付いているカビは酸化防止の機能があります)。

 

 

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