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鰹節に含まれている栄養、その効能、効果鰹節屋のつぶやき

 

日本食品成分表2020年版八訂によると、鰹節100gあたりの栄養成分は以下の通りです。

エネルギー332kcal
タンパク質77.1g
脂質2.9g
炭水化物0.8g
食塩相当量0.3g
ミネラルナトリウム130mg
カリウム940ml
カルシウム28mg
マグネシウム70mg
リン790ml
5.5mg
亜鉛2.8mg
0.27mg
ヨウ素45mg
セレン320mg
クロム1mg
モリブデン1mg
ビタミンビタミンD6.0μg
ビタミンE1.8mg
ビタミンB10.55mg
ビタミンB20.35mg
ナイアシン45.0mg
ビタミンB60.53mg
ビタミンB1215.0μg
葉酸11μg
パントテン酸0.82mg
ビオチン15.0μg
必須アミノ酸イソロシン3600mg
ロイシン5900mg
リジン6700mg
メチオニン2200mg
フェニルアラニン3000mg
トレオニン3800mg
トリプトファン960mg
バリン4100mg
ヒスチジン5700mg
*イノシン酸470~700mg

 

*イノシン酸の数値は特定非営利法人うま味インフォメーションセンターホームページより転記

 

タンパク質

鰹節の栄養成分の約77%がタンパク質ですから鰹節はタンパク質の宝庫と言えます。 タンパク質は筋肉、臓器、骨、皮膚、毛髪など人の体の材料となる重要な栄養素です。 ですから、鰹節からタンパク質を摂取することにより身体機能の維持に有益です。

 

アミノ酸

タンパク質は多数のアミノ酸がつながっている化合物です。肉や魚を食べてタンパク質を体内に摂取するとタンパク質はアミノ酸に分解されの後、 体の中でアミノ酸がつながりタンパク質が再び出来上がり、体の一部となります。

人間の体をつくるアミノ酸は20種類ありますが、その内9種類のアミノ酸は必須アミノ酸は 体内で合成できず、食品から摂取する必要があります。鰹節には9種類の必須アミノ酸が含まれているので、タンパク質の供給源として極めて優秀です。

 

ペプチド

そのアミノ酸が結合した物質はペプチドと呼ばれ、小腸にそのペプチド専用の取り込み口があるので、栄養効率がアミノ酸単体よりもずっと高いと言われています。

鰹節にはアンセリンとカルノシンと呼ばれるペプチドが大量に含まれており

1.体内でのエネルギーづくりを邪魔する水素イオンを除去する
2.疲労物質の乳酸を分解する酵素を増やす

働きをしています。

このことから、鰹節を食べることによる疲労回復効果が期待できます。

なお、鰹節の疲労回復効果については2003年5月に日本栄養・食糧学会において報告されています。

また、ペプチドは脳内の神経伝達を阻害する水素イオンを除去する働きがあるので 集中力を増えるという効果も期待出来ます。

 

     

イノシン酸

鰹節の旨味成分であるイノシン酸は体内に入ると細胞が活性化され、新陳代謝が促されます。 これにより、アンチエイジングや美容への効果が期待出来ます。

 

鰹節の健康パワーについて、詳しくはこちらをご覧ください

 

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