鰹節の伏高トップページお客様の声 > 料理教室代表 福島利香さん、講師 村尾まりこさん

料理教室代表 福島利香さん
講師 村尾まりこさんお客様の声

伏高のダシは赤ちゃんもごくごく飲むので驚きです


料理教室「From Kitchen(フロムキッチン)」の代表 福島利香さん(写真左)、講師 村尾まりこさん(写真右)に、伏高のだしについて詳しく聞きました。



 From Kitchenとは





From Kitchenプロジェクトは、「食の大切さ」を伝える活動です。主な活動は、ママ・プレママ向け家庭料理教室「毎日のやさしいごはん」。

なんとなく料理はできているけれど、実は知らない料理の基礎の基礎。それを知っていると毎日のおいしいご飯が、簡単にラクに作れてしまう、そんな「手を抜くのではなく、手間を省くやり方」を、料理講師歴20年の村尾先生に学びます。

会場は世田谷区の古民家風の住居仕様の教室。畳の部屋もあるので、赤ちゃん連れも歓迎。子供達においしいご飯を食べて健康に育ってほしいと願うお母さんたちに人気の教室です。 (※ From Kitchenのホームページ



「教室で、和風だしの取り方を教えています」
---From Kitchenでは、伏高のだしをどう使っていますか。

(村尾先生) 伏高は、料理教室「毎日のやさしいごはん」で、和風のだしの取り方を教えるときに使っています。いつも荒節と日高昆布を使います。

良いだしと、市販の粉末だしの違いを知ってもらうために、参加者のみなさんには、料理に使う前に、だしを試飲してもらうことにしています。


「赤ちゃんがおだしをごくごく飲むんです…!」
---参加者のみなさんの反応はいかがですか。

(福島さん) みなさん、「だしだけでこんなに美味しいの?」「スープみたい」と感激してくださいます。

(村尾先生) お母さん方もだけど、赤ちゃんの反応がすごいのよね。

---赤ちゃんの反応というのは。

(福島さん)赤ちゃんが、みんなゴクゴクおいしそうに飲むんです。おかわりする子もたくさんいるんですよ。


【動画: 赤ちゃんがだしを飲む様子(25秒)】

赤ちゃんがだしをごくごく飲むのはどうしてか?
~ 伏高 社長 中野が解説

わたしの娘はいま23歳ですが、女の子がこの年になると、父親なんて相手にしてくれませんね。会場で遊ぶ、たくさんのかわいい赤ちゃんを見ながら、「ウチの娘も小さい頃は、これぐらい可愛くて、よくなついてくれたのにな」と少ししんみりしてしまいました。

さて、赤ちゃんがだしをごくごく飲むことにみなさん驚いてらっしゃいますが、これには理由がありまして、実は、だしにも母乳にも、同じ成分が含まれているからです。

その成分はグルタミン酸、いわゆる「うまみ成分」で(※)、主に昆布に豊富に含まれています。乳児にとって一番おいしいものは、お母さんのおっぱいですから、それと味がよく似ただしをごくごく飲むのは、当然といえば当然。赤ちゃんは、「あ、おっぱいと同じ味だ」と思いながら、ゴクゴク飲んでいるのでしょう。

このかわいい赤ちゃん達も、やがては大きくなって反抗期を迎えるのでしょうか。一時的には、親御さんと疎遠になる時期もあるのかもしれません。

しかし、そんな時期があったとしても、親子の絆をつなぐのは、From Kitchenさんのおっしゃるように、「食卓に並ぶおいしいご飯」だと思います。

小さい頃に食べた「母親のおいしいご飯」の思い出は、子供の心から一生、消えることはありません。わたし自身、今でも母親がよく作ってくれた「味噌汁とぬか漬け」が一番の好物です。

From Kitchenさんの「毎日のやさしいご飯」教室で、当店のだしが役に立っているのであれば、こんな嬉しいことはありません。

※ 味の素などの風味調味料にもグルタミン酸は含まれていますが、
それらは工場で生成されたモノ。それに対し、自然の中だけで育まれた
グルタミン酸が昆布や母乳に含まれています。 


「だしを変えたら、子供の味噌汁ぎらいが治った」という報告も
---伏高のだしがお役にたっていて、うれしいです。

(村尾先生) 参加者のお母さんから、「習ったとおりに家でだし取りをしてみたら、今まで味噌汁ぎらいだった子供が、おいしいと言って飲んでくれました!」と報告されたことがあります。

そのお母さんは、お味噌を手作りするするほど料理熱心だったのに、子供からは「おいしくない」と言われて悲しい思いをしていたのですが、市販の粉末だしをやめて天然だしに切り替えたら、「おいしい」と飲んでくれるようになったそうです。

そのお母さん、奥田春奈さんが書いた「我が子への手紙」の抜粋
(※ 全文はこちら

「お味噌汁、おいしくない」
そういって、君たちは、お味噌汁をよそわなくなったね。

日本人は、お米とお味噌汁がいい、と私は思っているので、途方にくれたよ。

しかも、お味噌は、私が作って、一年寝かせたもの。

(中略)

単純作業ながら、なれない一人作業は大変だった。
けれど、君たちが喜んでくれるだろう、
おかわりしてくれるだろう、そう思って、がんばったんだよ。

だから、とってもとっても、悲しくもあった。

ある時、だしを変えてみた。
だしパックではなく、
昆布と削り節で、だしをとってみたの。

そんなだしの取り方は、やったことが無かったし、
きっと難しくて、私には、無理だと思ってたんだ。

でもね、やってみたら、驚くほど簡単だったの。

調理中から、だしのいいかおりがしたね。

食卓に上がった、お味噌汁の鍋。
いいかおりがするけれど、君たちは、よそおうとしない。

味見だけしてみて。
私のお願いを聞いてくれたね。

ちょっとだけよそって、食べた…
「おいしいね、このお味噌汁!」
そういって、たっぷりよそって、おかわりまで。

うれしかったな。

おいしいものは、おいしいってわかるんだね。
確かに、今までのお味噌汁は、おいしくなかったね。
おいしいてづくり味噌でも、だしがおいしくなかったり、
量が多すぎたり、煮立ててしまったりしたら、おいしくないものだね。
お母さん、知らなかったよ、気づかなかったよ。

おいしくて、やさしい食事で、君たちの身体を育ててあげたいよ。
本当においしいものをおいしいと感じる味覚を育ててあげたいよ。

そう思いながら、明日もお味噌汁をつくるね。

奥田春奈 



だし取りは5分
菜箸とザルを使って、手際よく、だし取り
---だし取りは難しいですか?

(村尾先生) 簡単ですよ。5分で終わります。特別な道具もいりません。







【動画:村尾先生のだし取り】



伏高に決めた理由
 
---伏高はどこで知っていただけたのですか。

(村尾先生)  ダシについてネットで調べていたときに、伏高を見つけました。「築地より『真っ当な食材』をお届けします」というキャッチコピーが良くて、すぐにお試しセットを取り寄せました。

早速、調理してみると、鰹の香りが玄関まで“ぶわっ”と…。主人も香りの良さにつられて、「おっ、今日は何の料理かな?」と言いながら台所まで。食べてみると、やっぱりおいしかったので、From Kitchenのメンバーにも「これ、良いわよ」と伏高を紹介しました。

---メンバーの反応はいかがでしたか。

(村尾先生)  私が紹介しなくても、みんな、もう知っていました(笑)。

(福島さん) 伏高は、和食専門の料理教室を開いている知人からも推薦されていました。その人も、ベテランの村尾先生も、二人とも良いというのなら、間違いないなと。料理教室「毎日のやさしいごはん」で使うダシは、伏高に決めました。

ちなみに私も村尾先生も、家庭でも伏高を使っていいます。

「家庭でも伏高ファンです」
 
---どんな風に愛用しているのですか。

(村尾先生) ダシは、荒節(鰹節)と日高昆布を使っています。伏高は、ダシの出方が良くて、市販の普通のダシの倍は出るので、一回に使う量が半分ですみます。伏高の方が見た目の値段は高いけれど、結局、経済的です。

五島手延饂飩(ごとうてのべうどん)も好きです。サッと冷やして、主人と一緒においしくいただきます。

(福島さん)ウチでもダシは、荒節と日高昆布です。

五島灘の塩も大好き。希少品なので、なかなか買えませんが、できれば一斗缶で買い置きしたいくらい美味しいです! 塩で味が決まる、「ここぞ!」という料理のときだけ、大切に使っています。

ダシがらの活用方法

--- ダシを取ったあとの「ダシがら」はどうしていますか。
 

(福島さん)煮干や削り節は、そのまま味噌汁の具にしてしまいます。

昆布は、そのまま食べるか、甘辛煮にするかのどちらかです。甘辛煮を作るときは、まず昆布を3~4センチの正方形に切って、それから酒、しょうゆ、砂糖、それから昆布のだし汁で煮ます。ご飯のお供にぴったりの味になります。

伏高へのメッセージ

--- 最後に、伏高にメッセージをお願いします。

(村尾先生) From Kitchenでは、これからも、若いお母さんたちが、おいしいご飯を通じて「ほっとする家庭」を築いていくお手伝いができるよう、がんばって活動していきます。おいしいご飯を作るには、やっぱりダシが要(かなめ)。伏高さん、頼りにしています!

(福島さん) ダシだけじゃなく、手延饂飩や塩など、五島灘の商品も楽しみにしています。これからもよろしくお願いします!

From Kitchenのみなさま、お忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。

※取材日時 2013年2月
※取材・制作: カスタマワイズ

海のだしお試しセット

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