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工場長の独り言
by 削節工場長、荒川 晶充
2008 年10 月24 日
先月、友人の働いている料理屋に食べに行きました。友人、料理長(友人の父)を話をしていると、 料理の説明から食材の話、そして鰹節の話になり、料理長が語り始めました。
「僕が小僧の時は、削ってある鰹節を買うなんて恥ずかしい事だったんだ。その日に使う分しか削らない。 それが当たり前だったし、旨い。何より香りが違うんだよなー。今の若い板前は、 削ったことが無いヤツもいっぱいいるから分からないんだよなぁー」
と言っていた。
削りたての方が良いに決まっている。
でも、自分で削ってるなんて、料理屋でも、家庭でも、ほとんどないだろうなぁー。 たまに削ってみるのも楽しいかも。