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工場長の独り言
by 削節工場長、荒川 晶充
2005 年2 月25 日
まだまだ寒いですね。早く暖かくなってほしいです。
さて、いつも使っている鰹節、削る前の物を実際に見た事がありますか?大きく分けて2種類あります。
パッと見で言いますと、真っ黒物と茶色い粉のような物がついている物。
真っ黒な物とは言いますと、いぶした時に付くタールです。
これを削った物が一般のスーパーなどで「花かつお」という名で売られている物です。
茶色の方はと言いますと、黒いタールを削った後に付けるカビです。大丈夫なの?と
思う方もいるかと思いますが、ブルーチーズなどにも使われている青カビの一種なので
心配は御無用です。むしろ香りが良くなり、味も濃厚でコクが出ます。微生物の力って
すごいです。こちらはスーパーなどで見かけることも少ないかと思いますが、一度使ってみると、
味の違いがあり面白い発見があるかもしれませんよ。