鰹節の伏高トップページ伏高コラム/レシピ工場長の独り言

荒川 晶充

工場長の独り言

by 削節工場長、荒川 晶充

2004

子供の頃から築地にはたまに行っていました。親に連れて行ってもらったり、 深川に住んでいるせいか近所には、マグロ屋のおじさんや 市場で働く人達が周りにはいた。

やはり市場に行って目に付くのが魚屋や寿司屋ばかりで乾物屋なんてある事すら気がつきませんでした。 その頃は自分が乾物屋で働くとは夢にも思わなかったと思います。

いま始めてみて、鰹節には、見た目は紙のようで一緒でも、種類があり、やはり物によって 味も全然違ってくる。同じ魚だと思うと、意外な感じだった。

冬は鍋物をよく食べると思いますが、今、家では近海荒仕上を使っています。比較的濃厚な ダシが出ますが、それ以上にフタをあけた時の香りを楽しんでほしいと思います。

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