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２０２５年２月２８日 Vol.１２１６
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
数年前から易者の真似事をしてます。
冬至と夏至の日に、向こう半年間
どんな心構えで生活するべきか
易経に教えを乞うべく卦を立ててます。
と、こんな書き出しで
立てた卦の話を書くのですが・・・
昨年の夏至に続いて
冬至の日も、卦を立て忘れた。
今回は、１日遅れの１２月２２日
（一日といえど、情けない）
今年の夏至（６月２１日）まで
どんな心構えで生きるべきか
中国４千年の歴史に訊くため
筮竹ならぬ、サイコロを３ケ振った。
出てきた卦は
水沢節（すいたくせつ）
二爻を見よとのご託宣
って、事は変卦は
水雷屯（すいらいちゅん）
であります。
節とは物事の節度、規律を定め
それを守ることらしい
要するに、節度を持って事に当たれ
ってな話らしいけど・・・
二爻に注目すると
厳しい節度を設定して
何もできない状態なので凶
こんな解説もありました。
もちろん、誘惑に負けて
節度が保てないとダメダメになる
どちゃらにしても
あまり良い卦ではなさそうです。
と、急にお話変わりますが
濃醇だしの販売を休止して
早いモノで半年近くになってしまった。
数万本単位なら作ってくれる
工場はあるのですが
弊店にちょうど良い小ロットで
作ってくれる工場は
いくら探してもないのですよ。
そこで、小ロットでの製造を
受託してくれる小規模な工場
でも、無理なく製造できる
レシピ開発を昨年より開始しました。
（ここまでは、昨年夏至の卦の
教え通り）
本人的には、今までの濃醇だしの
商品としての性能に固執し過ぎて
いる面もあり、できてくる
試作品にしっくり来ない
まさに、厳しい節度が邪魔して
前に進めない状況です。
でも、販売再開の誘惑に負け
簡単に妥協すると、結果、
お客様の信頼を失いかねません。
ところで、変卦水雷屯は
産みの苦しみを示唆してる卦なんだそうな
なんか、濃醇だしのレシピ開発
の状況を端的に現している
卦が出てしまったようです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦
頃合いの良い節度を持って
レシピ開発を進めれば
夏至のころまでには
濃醇だしについて
何か報告できるかもしれません。
乞うご期待でございますです。
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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