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２０２４年１１月２９日 Vol.１２０４
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
数年前から易者の真似事をしてます。
冬至と夏至の日に、向こう半年間
どんな心構えで生活するべきか
易経に教えを乞うべく卦を立ててます。
と、こんな書き出しで
立てた卦の話を書くのですが・・・
この夏至（６月２１日）に卦を
立てるのを、すっかり忘れておりました。
さすが、前期高齢者であります。
で、ひと月遅れの７月２０日
今年の冬至（１２月２１日）まで
どんな心構えに生きるべきか
（まあ、冬至の日を忘れない事
が一番大事ですが）
中国４千年の歴史に訊くため
筮竹ならぬ、サイコロを３ケ振った。
出てきた卦は
沢地萃（たくちすい）
三爻を見よとのご託宣
って、事は変卦は
沢火革（たくかかく）
であります。
「沢」は水、「地」は大衆、
「萃」は生い茂ることを
示しているらしい。
つまり、人や物が
集まってくる、繁栄を表す卦。
とは言え、三爻に着目すると
一見、繁栄してる感があれど
実は、嘆き悲しむ事ばかり。
決して、バラ色の卦ではなさそうであります。
もし、そんな状況に陥ったら
沢火革（たくかかく）
まさに、改革の時と心得て
思い切って前進すれば
なんとかなるさ
こんな卦と解釈した次第です。
卦を立てた７月２０日は
前期高齢者になる４日前
順調に行けば、このまま
平穏に隠居の道を進めるかも
と思ったら、三爻が示唆する
落とし穴があった
濃醇だしの販売休止であります。
メーカーさんが濃醇だし製造を
受託したいと決定した結果
弊店の在庫がなくなり次第
半場休止を余儀なくされる
弊店としては、晴天の霹靂
なんですが、メーカーさんの
おっしゃる事も分かるので
（どうやら濃醇だしの製造
メーカーさんには極めて
負担が大きかったようです）
ココは大人の対応をすべきと考え
先方の判断を受け入れ
新しい受託先を探しているのですが・・・
数万本なら作っていただける
メーカーさんならあるのですが
数万本は弊店には多すぎる。
一度に仕入れる量は１５００本が上限です。
もう少し、探してみますが
ダメな時は、改革の時なのだから
別次元の方法も視野に入れねば
と、沢火革（たくかかく）の
教えを心に刻み、先々、行動して参ります。
って、ここまで読んで
、
何のことだか全く分かりません？
と思ってらっしゃるでしょうが
いつの日か、濃醇だしの販売を
再開する際、説明させていただきます。
ご迷惑をかけますが
濃醇だしの販売再開まで
今しばらく時間を頂戴したいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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