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２０２４年７月１２日 Vol.１１８４
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
値上げ前のラストコールです
来週の火曜日、７月１６日午後５時半より
鯖節厚削り、
大つぶし、
どんこ、
香信
乾椎茸の粉だし、
昆布の粉だし
の価格を値上げします。
なお、７月１６日午後５時半までにご注文
をいただいても、７月２０日以降の
発送をご希望の場合は
改定後の価格になりますので
ご了承ください。
無添加煮干ですが、長崎の沖模様が悪く、
最も早い販売予定日は７月１９日になります。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
先週の話の続きです。
なぜ、インバウンド需要が
回り回って、宮古天然若布の
値上げにつながるのか？？？
コレは風が吹くと桶屋が儲かる
的な話であります。
ちなみに、宮古天然若布
１０月の販売再開時に価格が
￥１，７２８／３００ｇから
なんと￥２，３２２／３００ｇ
へ改定されます。
なんで天然若布が３０％以上も
値が上がるかというと・・・
直接的な原因は天然若布漁師が
激減してしまったからです。
弊店が天然若布を仕入てる問屋さんは
例年、宮古地区の漁師さん５人に
天然若布漁をお願いしていたのですが・・・
今年は、たったの一人になってしまった。
若布漁を止めた漁師さんは
今、ウニ漁に励んでいるそうな。
それも、天然若布をウニの
エサに使ってるんだって。
なんで、若布漁からウニ漁に
転向したか？？？
それは、首都圏でウニが
高値で取引されているからなんですよ。
どうせ海で作業をするんだから
そりゃー、漁師さんが若布じゃなく
ウニに商売替えするのは無理も無い
ってな訳で、残り一人になった
若布漁をする方の言い値で若布を
仕入れざるを得なくなり、結果、
３割以上の値上げになた次第。
首都圏でウニが高値で取引されるのは
インバウンド需要の影響だと
私は固く信じてます。
インバウンド需要なんて自分には関係ない
って思ってらっしゃるかもしれないけど
風が吹くと桶屋が儲かる
外人がウニを食べると若布が高騰する
のであります。
ってな訳で、 若布も 味噌を
明朝７月１３日朝９時には
販売を休止しますので
夏の間にご入り用の方は、
今すぐご注文ください。
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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