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２０２３年１１月２日 Vol.１１４８
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
大変長らくお待たせしました。
トマトジュース ￥３，５６４／７２０ｍｌ
ようやく新物が入荷しました。
すいません、新物から価格が上がっています。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
毎年の事ですが、８月初旬
取引の昆布問屋さん数軒に
今年の状況を聞いたところ・・・
異口同音に
「いやー、相場が強くてビックリ」
的な発言ばかり
コロナが２類から５類になり
世の中全般、コロナ明け
となると、外食産業の需要が
復活してきた
７月から、新昆布の入札が
始まるのですが、そんな需要増を
反映して相場が高く始まったところに
中国から輸入している昆布の価格が
昨年の１．５倍に跳ね上がり
一挙に、新昆布相場が盛り上がって
しまったのであります。
えっ！！！
中国から昆布、輸入してるの？？？
と思われてるかもしれません。
我が国は、かなり以前から
中国、韓国から、昆布を輸入しています。
道南（函館近辺）の昆布胞子を
中国、韓国に持ってって養殖が
始まったようです。
道南と同じ昆布胞子から育てる
ので、似たようなダシが出る。
だから安い、輸入昆布は業務用の
昆布として、長年、重宝されてきました。
弊店でも、ラーメン屋さんには
結構な数量の輸入昆布を販売しております。
昆布は、いまだに統制品なので
輸入量はコントロールされており
毎年、日本の昆布業界の窓口
と中国、韓国の業界の話し合いで
輸入量や価格が決められてます。
今年、韓国の昆布業界が強気で
日本の希望価格との乖離が大きく交渉は決裂。
韓国昆布は日本に入ってこないので
頼りは中国昆布ということで
１．５倍の価格を日本の業界は了承した模様です。
ってな訳で、昆布の売り手は
余計に強気になったしまったようで
強い昆布相場に終始してます。
例によって、今年も水温が高く
８月、日高では根腐れが
発生してしまったようで
全般的に、生産量は少ないのです。
弊店、１１月１６日より
今シーズン分の昆布の販売を
開始すべく、現在、準備中です。
価格的な話をすれば
１１月１４日１７時半より
日高昆布は値上げになりますし
１６日より販売する予定の
黒口浜、羅臼、利尻の昆布は
昨シーズンより、高くなります。
羅臼昆布については、昨年、そこそこ
仕入ができたので、向こう一年間は
販売できると思います
ですから、ご購入時の数量制限は行いません
もう昆布の端境期なので現在は、
尾札部白口浜元揃の二等検
冬島の日高昆布は一等検と二等検
のみの販売となっておりますが
もしよろしければ、値段が上がる
前にお買い上げください。
なお、尾札部の昆布は在庫がある限り、
現在の価格で販売をしますが
在庫を売り切ると、少なくとも今後２年間は販売できません
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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