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２０２３年６月９日 Vol.１１２７
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
カサの取り違え
経験のある方は多いと思いますが
４月に１０年ぶりに経験しました。
私、３ヶ月に一度、糖尿病の医者
歯医者、カイロプラプラクテッィの
３軒のお医者をハシゴします。
で、最初の糖尿病の医者で
カサの取り違えが起こってしまった。
そのクリニックでは、取り違え防止
のために、受付で、番号札付きの
クリップを渡されて、患者は、自分の
カサに番号札をつけるシステムになっています。
私の番号は１１番だった。
診察、会計が終わり、帰り際に
カサについている番号札を
受付に返して、カサを持ちクリニックを出た。
次に、隣にある調剤薬局に行ったのであります。
ちなみに、糖尿病の薬ではなく
逆流性食道炎の薬を出してもらってます。
薬局の入り口には傘立てがあり
そこに自分のカサを立て、中へ入った。
その日、たまたま薬局が
混んでいて、２０分近く待たされた。
薬を受け取り、薬局を出て
傘立てを見ると、私のカサがない。
えー！！！
ですよ。
外は結構な雨
困った顔をしていたら
中から薬局の人が出てきたので
カサを取り違えられたと説明。
傘立てには、６番の番号札が
付いているカサが残っていた。
このカサも同じクリニックに行った
人のカサに違いない。
私のカサは紺色の無地
残ってたカサは、紺色地に
模様がついている。
「このカサの人が取り違え
たんでしょうね」
とつぶやくと
親切な薬局の人だったので
「薬局のカサなので
このカサを持ってってください」
と傘立てにあるビニール傘を
貸してくれた。
とりあえず、これで医者巡り
が続行できると、ひと安心
でも、１０年ぶりの取り違え
いやー、今日はツイてない
と、ぶつくさ言いながら
歯医者に向かう。
歯医者でもカイロプラクティックでも
カサを取り違えられたと愚痴り
無事に、医者巡りを終えて
職場に戻り、仕事をしていると
夕方、カミさんから電話
「◯◯クリニックから留守電が
入ってて、
『カサの取り違えをしませんでしたか』
って伝言が入ってたわよ」
私は取り違えの被害者である
と信じて疑わなかったけど
もしかすると、加害者かも？？？
慌ててクリニックに電話をするも
すでに閉店
私が加害者でない事を祈りながら
翌日の朝イチ、薬局で借りた
ビニール傘を手に持って、クリニックを訪ね
「すいません、昨日、カサの事で
電話をいただいた中野と申しますが」
と受付の人言うと
「このカサ、ですか？」
と見慣れた紺色のカサが
目の前に出てきた。
「私のです、ありがとうございます」
平身低頭、お礼を言って
カサを受け取ったのであります。
状況から考えるに
前日、自分のカサから１１番の
番号札をとり外し受付に返して、
なぜか、６番の番号札が付いてる
カサを持ち薬局に行ってしまった
のでしょう。
でも、私は違うカサをもって出た
なんて露ほども思ってなかったので
「カサを取り違えられた」と
薬局で騒いでしまったらしい。
自分のカサを引き取って
借りたビニール傘を返しに
薬局に行くも、まだ開店前
店前（屋外）の傘立てにビニール傘
を立て、心の中で、薬局に向かって
お詫びを申し述べて帰りました。
被害者と思っていたら
一点、加害者だった
って話ですが・・・
つくづく、よく考えないで
他人様を責めてはいけない
と反省したのであります。
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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