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２０２２年６月１７日 Vol.１０７７
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おはようございます。
築地仲卸 伏高
店主の中野でございます。
無添加煮干なんですが・・・
残念ながら、まだ良品が届いておりません。
長崎の状況は厳しいですが
良品が入り次第、販売をいたしますので
今しばらくお待ち下さい。
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あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
良品が入り次第、販売をいたします
なーんて、無添加煮干の件で
冒頭、お伝えしましたが・・・
正直な話、入荷の目処は
まったく立っておりません。
長崎の藤原さん曰く
「正直な話、７月とか８月とか
具体的な見込みすらありません」
との事。
どうやら、経験則がまったく
通用しないほど、混乱しているようであります。
まあ、海のご機嫌次第とは言え
無添加煮干の入荷は相当先になりそう
と覚悟しつつ、藤原さんと話していたら・・・
「今年、カタクチはダメですが
マイワシは異常に多いんです」
って、藤原さんがつぶやいた
マイワシの煮干、平べったいので
「平子」と呼ばれ、昔から
流通しています。
もっとも、北陸から東北の
日本海側が主な消費地ですから
恥ずかしながら、私、
平子は食べたことなかった。
そこで、藤原さんにお願いして
マイワシの煮干を２０尾ばかり
送って貰ったのであります。
届いたのは６㎝程度の小さい
青口煮干であります。
食べると、カタクチの煮干特有
の生臭さは無く、旨いんですよ。
当たり前だけど、鰯の丸干の味がする。
これなら酒の肴になるに違いない。
ただし、身質が固いので
今までの無添加煮干のような
軽い食感ではありません。
まあ、カタクチの青口煮干と
同じような堅さです。
そして、一晩、水出ししたら
パンチがある、それも
生臭さは少ないダシとなった。
カタクチの白口煮干の様な
甘い味はしないのですが
その代わり、キッリっとしたダシ。
これならお客様に試していただく
価値がある
と思った次第です。
と言うことで、当面
今までのような無添加煮干の
入荷が見込めないので
マイワシの無添加煮干を
試験的に、販売することしました。
早ければ、来週にご案内できるかもしれません。
マイワシの煮干の評価を
お客様からいただき
７月の無添加煮干の仕入を検討します。
よろしくお願い申し上げます。
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| 築地仲卸 |
伏高 |
三代目店主 |
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職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
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