あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。
豊洲で干しカズノコ入札会
最高値は井原水産
コレ、日刊食料新聞という
業界紙の見出しであります。
11月29日、豊洲市場で
干数の子の入札がありました。
それにしても、マスコミ的には
「干しカズノコ」と書くんですね。
還暦オヤジの私としては
「干しカズノコ」では
どうしたって、旨そうじゃない
やっぱり「干数の子」とか
「干し子(ほしこ)」じゃなきゃです。
表記の事はさておき
新聞には
上場数量は前年比の
16%減と書いてありましたが・・・
弊店が買いたい、井原水産さんの
干数の子の上場数は
4特が前年比25%減
3特はそれ以上
なんと62%減だったのです。
大幅な数量減は事前に分かってたので
いくらで応札すれば買えるの???
とずっーと考えていた。
もっとも、弊店に入札権はないので
権利を持っている同業者に頼んで
札を入れていただくのですが
コレが、余計に難しい。
自分で札を入れるのなら
確信犯的に、高値の札を
入れちまうんだけど
他人様だと、どうしても
高値に限度があるらしい
入札前日、札を入れてくれる人に
「 去年より2割でも3割でも、いや
4割5割でも高い札を入れていいから
井原さんの数の子、できるだけ
沢山買ってね 」
って、お願いしたら
「 まあ、周りを見ながら
突出しない値のレベルで
できる限り数多く、買いますよ 」
ときたもんだ
って、毎年の事なんですがね。
どうも、世間一般では
安く取る方が入札が上手と
評価されるようなので
どこか、心の片隅で
ブレーキを踏むらしい
突出して高い値を入れると
競り場で、「 ひゅーひゅー 」とか言われ
からかわれるんですって。
彼に数の子の入札を頼むように
なって、もう4~5年
それでも、やっと私の要望を
理解してくれるようになりまして
今年の結果は、バッチリ
井原さんが出品した
数の子の約95%を落札して
いただけたのであります。
それも、あれだけ数量が
減った割には、価格は
4特で18%高
3特で45%高
だけで収まったのですから
私的には、入札、大成功
であります。
業界紙の記事の最後に
「 入荷量が少ない割に安かった
品質は良い 」
との荷受問屋のコメントが
載ってましたが
まさに、その通りであります。
今年の干数の子、去年に比べれば
そりゃー高くなりましたが・・・
去年が安すぎたんです
やっと元の相場に戻った
これが実情
去年の相場が続いたら
誰も作らなくなって
それこそ干数の子は
絶滅してしまうかもしれません。
特特特特(4トク)と特特特(3トク) の2種類です。
4トク |
: |
¥17,820/100gパック |
3トク |
: |
¥15,660/100gパック |
天日と浜風、そして、伝統の技が作り出した
干数の子ならではのプチプチ感、噛みごたえ
- 噂に聞く食感を一度は味わってみたい
- 子供にも一度は食べさせたい
- 今年頑張った自分へのご褒美に
などなどと、お考えでしたら・・・
売り切れご免ですので、今すぐ、 ご注文ください。
追伸:干し子の価格は高くなりましたが
今年は、政府が5%還元してくれます せっかくだから、ぜひ お国の政策をご活用ください
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