おせち料理には欠かせません

１年寝かせるだけで

ほんと、旨くなります

ただ今、羅臼と利尻は丸々二年間も寝かせた昆布を販売中

この油なら
揚げ物なのに爽やか

化学物質を一切使わず、伝統製法を守り、国産菜種を搾って作る油だから、揚げ物が驚くほど「カラっと」揚がります

お客様から寄せられたご感想をご覧ください

あらためまして、おはようございます。
伏高の中野です。

地球温暖化が原因なんだと思いますが
ここ数年、北海道の昆布漁の様子が
ガラッと変わってしまいました。

今年は、道南も日高も利尻も
羅臼も大減産。

昆布市場は大混乱であります。

この状況下、弊店の商品ラインナップ
にとって特に影響が大きいのは
道南、尾札部浜の天然真昆布。

ここ３年ほど漁が皆無に近い

１０月には最後の在庫（２０１６年仕入）
が売り切れてしまい、
尾札部白口浜元揃は欠品と
なっております。

今シーズン、養殖物の尾札部
白口浜元揃を確保できそうなので、
来年は、一年間寝かせた
養殖物を販売することになると思います。

一昨年から販売をしている
「かつお節と昆布だけで作っただしパック」
昆布は尾札部浜で育った天然真昆布を
使いますと謳っていたのですが・・・

残念ながら、尾札部浜の昆布だけ
にこだわっていては商品の供給
が出来ません。

そこで、もう少し浜の範囲を広げ、
道南の浜いずれかでとれた天然真昆布
（尾札部以外にも道南には真昆布が
育っている浜が沢山あります）
を使うことにした次第です。

今、販売しているダシパックは
尾札部の天然真昆布を使っていますが、

早ければ来月には

尾札部から長万部方面に
約７０Ｋｍの地点にある
落部（おとしべ）浜で育った
天然真昆布を原料とした
ダシパックとなります。

その落部の天然真昆布
９月にサンプルをいただき
味見をした結果、

「これなら大丈夫」と確信し、
使うことに決めた次第です。

来年以降、尾札部の昆布が
豊漁となりましたら
もちろん元通り
尾札部産天然真昆布を
使って製品を作ろうと
思ってはおりますが・・・

正直な話、期待薄であります。

今朝は連絡事項がもう一件

長年弊店で取り扱っていた「だしとり鍋」
こちらが、昨年、製造終了となりました。

製造終了の理由は、１８－８ステンレスを
加工できる職人の確保が出来なくなったから

このため、だしとり鍋は
８月から欠品が続いておりましたが
この度、メーカーさんが、だしとり鍋を
１９－０ステンレスを使用した製品に
モデルチェンジしまして
今月より販売を再開しております。

旧モデルと新モデルの違いは

（１）ＩＨ調理器に完全対応になりました

（２）鍋の内側に２００～１６００ｍｌ
　　　まで２００ｍｌ刻みの目盛りがつきました

（３）サイズは、ほぼ同じ

（４）残念ながら、旧モデルの方が
　　　注ぎ口の水切れが良い

の４点であります。

長文の業務連絡にお付き合いいただき
ありがとうございました。　

枯節ならではの濃厚なだしがとれます

お蕎麦屋さんのあの味をご家庭で

江戸前料理の味の基本です

鍋の割下、煮物に使えば、味はバッチリ決まります

鍋物のシメに使ってみてください

煮込んでもモチモチの食感が味わえます

職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、昔ながらの
「真っ当な食材」を、一人でも多くの方に味わっていただきたい。
そして、子や孫の世代に残してゆきたいと考えています。
　

築地仲卸　伏高 中野　克彦 nakano@fushitaka.com 「海のだし」のお話は https://www.fushitaka.com/

伏高流 鰹節の削り方 ＜動画にて公開中＞