さつま揚げ屋の隣は寄せ物屋、此処は板の間で、作っていて、
子供達は懇意だったのに、中へ入れてもらえませんでした。
寄せ物屋も大分前に無くなった商売ではないでしょうか。
寄せ物というのは、料理の折などに入っている羊羹の様な物です。
戦前はお祝い事などの人寄せは自分の家で行われ、
料理は近くの仕出屋か魚屋に頼んだので、料理の折の需要はかなりあった筈です。
その折の中に入れる、色文字などの型に流して作ったのが寄せ物です。
確か此処家の娘が茂助団子の長男と一緒になった筈です。
| 注. |
茂助団子は河岸の中にあるお団子屋さんです。 あの「団子三兄弟」のモデルになったのですよ。 |