山本海苔店の隣は煙草屋ヨネキの小父さんはこの町内で最もモダンな人。
自慢のハーレーを何時もピカピカに磨いて自慢していました。
昭和の初期にこの下町でハーレーなど乗っているなんて、今考えると、凄い(?)人だったと思います。
そして脇の路地に犬小屋があり、シェパードを飼っていたのも、大きい、洋犬など見かけ無かった頃でし
たから、子供心にカッコヨイ小父さんと思っていました。
又、此処のオバサンが煙草屋の看板娘(?)と思えるくらいの美人でした。
如何せん、息子さんが身体が弱く兵隊に取られなくて肩身の狭い思いをしていた様です。
尤も私の兄の様に現役で出征して中支那へ行ったきり、帰って来ないよりはずっと良かったのかもしれませんが・・・
小父さん達の戦後の消息は知りません。