これが井上さんの「いで小屋」です。枕崎の言葉で「ゆでる」ことを「いでる」といいます。 ですから「いで小屋」を共通語にすると「ゆで小屋」になります。
枕崎では昔から「鰹節工場」のことを「いで小屋」(生の鰹を煮て鰹節をつくる所)と呼んでいます。
長らく奥さんと二人だけで鰹節を作っていた井上さんですが、先年、奥さんがお亡くなりになりました。 今は、船乗りだった息子さんが手伝っていますが、どうやら後は継がないようです。 「家族だけで丁寧に節を仕上げる」これが井上さんの美しい節の秘密かもしれません。
それでは薩摩型本節の製造を順番に見学しましょう