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黒川 春男

築地の風景

 

 

 

by 築地本店店長、黒川春男

 

 

201625

 

東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて花を忘るな。

菅原道真公が太宰府に左遷された時に、京の紅梅殿の梅に別れを惜しんで詠んだ歌です。後に、この梅が道真公の死を知り太宰府に飛んでいったという「飛び梅」伝説も。毎年、太宰府天満宮の「飛び梅」に花が咲くと、太宰府の神官が飛び梅を亀戸天神まで届けてくださるそうです。とのテレビを見て、ではと亀戸天神へ。 境内には三百本を超す梅が植えられているそうです。先月中頃、梅を見に行ったのですが、見頃を迎えている木もあれば、これからの木も。2〜3分咲き程度の木が多いため、まばらな咲き方で、見た目には寂しい感じです。ちと早く来すぎたかも。四月下旬頃から咲く十五棚百株の藤の花は、その盛りには圧倒される華麗な美しさですが、昨年の藤見は遅すぎて、枯れ落ち、無残な姿にがっかり。開花情報はしっかりチェックしとくべきでした。

先月二月二十二日はニャンニャンニャンと猫の日でした。我が家のネコの好物、カワハギを焼いてやる(毎朝の作業)。しかし最近、皮をむいて頭をとったムキハギが手に入らない。市場の仲卸さんに入荷したら電話して下さいと頼んでいるのだが、なしのつぶて。電話すると、高すぎて買えなかったと。仕方ないので築地場外にある築地にっぽん漁港市場(全国六ヶ所の事業者、漁協による水産物産直市場)の一つ、網代定置網のブースにちょくちょく顔を出すのだが、目が飛び出る値段。「よう、カワハギのニイチャン」と顔見知りになったが、ちょっと買えません。でもこの日、体長三〜四十センチのウスバカワハギが一匹六百円。しゃあないと買う。そして隣のJF長崎漁連にムキハギが格安で。しめたと二パックゲット。今はカワハギのシーズンだから毎日入荷してますとのこと。しばらく確保できる。

ネコが人気だそうだ。ペット数でイヌを抜きそうだとか。経済効果を期待して「ネコノミクス」という言葉も登場。高齢化、一人暮らし、共働き夫婦の増加で、散歩などに手がかかるイヌより飼いやすい。一戸建てからマンション住まいの変化。大声で鳴くことが少なく、マンションで室内飼いしやすい。飼育コストがイヌより安い。それが人気の背景だとか。ネコの方が安いといっても、「どらっぐぱぱす」で買うペットフード、猫砂はどんどん値上がり、悲鳴を上げてます。

 

 

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