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黒川 春男

築地の風景

 

 

 

by 築地本店店長、黒川春男

 

 

201520

 

三寒四温の毎日が続くが、次第に春めいて来た。風は冷たいが、どこかへ出かけたくなる。さて、今日は市場は休みの水曜日、自宅のベランダから外を眺める。目の前の運河に架かる晴海大橋の向こうに、巨大な建物が顔を出している。ちっとも気付かなかった。豊洲の新市場の建物だった。となれば、今日のウォーキングはお台場行きと決定。  大橋を渡って、ゆりかもめの新豊洲駅で乗車。高架レールの真上からの見学となる。あの荒れ果てて雑草の海だった広大な土地が、隙間なくコンクリートに埋まり、働く作業員、クレーンの数は半端無い。  来年十一月上旬に開場する豊洲新市場。そこに、築地場外市場の役割をする「千客万来施設」も同時に開業予定だったが、事業予定者に決まっていた大和ハウスが辞退したと、東京都が発表。共同事業者のすしざんまい喜代村は、事業継続を求めているが、具体的な対案の提示もなく、まさに白紙に戻ったも同然。築地にあふれる観光客を、中央区築地から呼び込みたい江東区が事業予定者に名乗りを上げるとの怪情報も流れているらしいが、真相やいかに。  

集客の目玉として、喜代村が飲食店や温泉施設などを備えた施設を、大和ハウスが調理器具市場や築地場外から移る商店などが入る施設を来年三月まで整備する予定だった。伏高は、そこに出店を予定していたが、突然の白紙撤回に、驚きを通り越して、怒り心頭に発しています。しかし、じたばたしてもはじまらないので、伏高は築地で以前通り営業いたします。

築地伏高の真裏の元駐車場と小田原橋の元大駐車場に、九十三区画からなる「築地新市場(仮称)」を築地場内が豊洲に移転する前にオープンさせようと、急ピッチで建設中です。豊洲新市場に移転する大手水産、青果がこの市場に支店をもつ様なので、規模は縮小するものの、ここで買い物をしようかなという伏高のお客様もいらっしゃいます。暗雲たなびく豊洲新市場に行くリスクを取るよりも、築地にとどまる方が、かえって良かったのかも。

さて、ゆりかもめは有明駅に到着。下車してウォーキング再開。夢の大橋を渡ったセンタープロムナードには、パンジー、チューリップの花壇が延々と続き、春を満喫。ガンダム広場を過ぎると、春節は終わった筈なのに、中華系の観光客があふれる。 いつもの様に、アクアシティお台場の権八へ。しかし外国人で満席。何てこった。諦めて自宅で食べようと、豊洲のショッピングセンターへ。何とありましたココナツオイル。ココナツオイルが認知症の予防、改善に効くと紹介され大ブーム。食品売り場から消えていたのです。これまた糖尿病にいいと常備している酢タマネギとオイルで何か一皿作って頂戴というと、うちのやつ、「どこまで健康オタクなの、まったく」。

 

 

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