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黒川 春男

築地の風景

 

 

 

by 築地本店店長、黒川春男

 

 

201322

 

春は名のみの風の寒さや。三月になっても早朝の寒さにしばれます。しばれるとは、寒風に当たる部分がしびれるからなのかと思える程、ジンジン痛みます。しかし夜明けは、間違いなく早くなってきました。少しずつ、春が近づいて来ているのか?

 

ところで、欧州のスーパーやコンビニ、ファストフード店で売られるハンバーガー、ミートソース、ラザニアなどの加工食品のうち「牛肉100%」と表示された製品に大量の馬肉が混入していたと判り、大騒動とか。馬肉を食べるフランス人を忌み嫌う英国、アイスランドでは、暴動寸前。細かく粉砕された肉は、DNA検査しないと判然としないのだから、話はややこしい。昔、北海道であったミートホープ事件を思い出す。始めは、ちょっとづつ。誰も気づかないからと、いつしか大胆にも馬肉100%まで突っ走っちゃたのか。しても、人の舌は無力なり。

 

先月、日本でも、日本米に中国米を混ぜて売っていた精米業者が逮捕された。こちらは馬肉と違って、食べ続ければ生命に係わる。今、盛んに報道されている大気汚染PM2.5。この大気汚染以上に、中国では鉱山、工場排水、農薬の過剰投与による土壌汚染が深刻な事態に。昨日のニュースで、北京の弁護士が中国環境保護部に、全国土壌汚染データ情報の公開を求めたが、「国家機密」だからと拒否したとか。機密にしなければならない程、かなりやばいのだ。カドミウム、水銀、ヒ素などの重金属バッチリ。水俣病、イタイイタイ病の中国版は、もうとっくに始まっているのに、報道はゼロに近い。

 

放射能汚染米を食べるくらいならと中国米が大量に日本へ。しかも半額。かなりの量が外食産業へ。米のみならず、汚染野菜、汚染肉も。先日、テレビのTPP問題討論会で米農家が安い外米に屈し、農家が米を作らなくなるという意見に、小池百合子代議士が、「日本の米を毎年数トン買っている中国大物政治家夫人がいるという噂を聞いたから、優秀な日本米は負けない」とぶちあげた。おいしいからと言うより、自国の米に信用がおけないことなのかも。中国の金持ちは、日本の食品を大量に輸入し、日本人は、中国人が食わない食品を知らされず食わされるという現実があると知るとぞっとする。

 

 

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